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筒井町出来町 天王祭り その2

1.筒井町出来町 天王祭 その1
2.筒井町出来町 天王祭 その2
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写真奥、向こうピントがあってるのが湯取車、手前提灯がぼけているのが「神皇車」です。
このように酒屋さんの前の辻で向き合っていたんですね。
今年の天王祭、最後の「出会い」が始まりました。

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筒井町出来町天王祭 
平成20年の出会いの日時の一覧です。
毎年6月の第一土日が祭礼日。
徳川園前の出し揃えは、園改装後の3年前からか。
各町内の出会いは、何十年も前から仕来りどおり、そしてまた続いていくのでしょう。

このお祭りは通りかかったときに見ることは、何度かあったんですが、
宵祭りははじめてでした。

出会い(筒井町)
6日(金)
 午後9時(筒井小学校南角)
7日(土) 
 午後2時(カツラギ医院前)
 午後9時(筒井小学校南角)
8日(日)
 午前10時15分(筒井小学校南角)
 午前11時(徳川園内徳川美術館前広場)
 午後9時(筒井小学校南角)

出会い(出来町)
7日(土) 
午後5時(新出来橋)
8日(日) 
午前11時(徳川園内徳川美術館前広場)
午後3時50分(明倫公園西)

答礼(出来町)
7日(土) 
出会い後、中之切天王社、東之切天王社
8日(日) 
午後4時(明倫小学校)
午後5時20分(西之切天王社)

来年も同じ日程、行程でしょう。
是非来年の6月第一の金土日夜8時すぎに、徳川園付近にお越しください。







#1
湯取車の山車の引き回しが始まりました。
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#2
神皇車の左側、緞帳です。提灯の明かりに、刺繍が艶めきます。
ISO200絞り開放ならでは、唯一まともな写真^^
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#3
神皇車の後ろ、見返り。お囃子の子供たちはずっと、山車に乗りっぱなしです。
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#4
これもピントがあった数少ないショット
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#5
神皇車の引き回しが始まりました。
鼠色の法被の人は円の中心軸となる係りですね。
5トンはあろうかという山車がぐるぐる、回されるわけです。

いつの間にか、最前列に押し出されてまして、目の前で山車が回されてます。
動きをダイナミックに表現しようと、スローシャッターで足元狙って撮ってみました。
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というのは、大嘘です。
なんの心の準備もなく、見物の最前列にでてしまい、いきなりクライマックス。
撮影設定をいじるどころではありません。 ASA200、絞りF1.8開放のまま。デジイチ野放し初心者全開です。

この写真はノーファインダで撮った写真。
人が一杯で押されて前に転べば、山車に引かれてしまします。
写真どころじゃない状況なんですが、シャッターも切ってきました。
AFなら、案外ピントあった良い写真になったかも。

といっても狭い辻に、多くて200人の見物人でしょうか。
目の前ですから、迫力満点。っていうか、マジ、怖かった。

#6
湯取車は東側、自分の町内側に下がります。
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#7
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#8
ピンぼけで申し訳ないですが、湯取車の巫女人形と太鼓打ち人形、2体のからくり人形。
緑の頭巾と赤の頭巾、後ろの行灯。夜目にも鮮やかです。
否、夜にこそ見るべきものなんでしょうか。
AFで85mmあれば、かなりの絵になるんでしょうね。
祇園山鉾や高山の山車にも負けないくらいにきらびやか、に見えます。
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#9
神皇車の引き回し。 いや、ほんと最前列だから、怖いって。
岸和田のだんじりどころじゃないかも。
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#10
押し出されないように気をつけながらも、ノーファンダーで。
ピントがあっていたら、引き回しの迫力をお伝えできるショットになったかも。
Pana LX1をもっていくべきでした。
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#11
引き回しに合わせ、笛の音は一段と高く、太鼓は鳴り響き、囃子方は盛り上げます。
山車に乗ったまま引き回し。足を投げ出して乗っている笛方さんたちは、怖くないのでしょうか。
落ちたら、骨が砕けそうな勢いです。
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#12
アスファルトの路面に、引き回しの車輪跡がくっきり残ります。
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#13山車の2台の出会いも終わり、大団扇を持った綱頭(つながしら)が挨拶をかわします。
今年の祭りのクライマックスも無事終了。
それぞれ町内に引き上げます。

このシーンくらいはピント合わせたかったですが、押すな押すなの状態なんで、悠長に一眼のMFできません。
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この出会いの動画がありました。
提灯揺らめく山車の引き回しを見ると、京都、高山、岸和田、犬山、半田
どこのお祭りも負けない、勇壮華麗さを感じます。

名古屋祭りでのからくり巡行も、華やかに賑わうわけですが、
地元筒井町出来町の路地の中での宵祭りの艶やかさにくらべると、
よそ行きの観光用に思えてしまいました。

筒井町に人が一杯。とっても80万人15万人どころか、1万人の人出でもありません。
TVクルーの影もなし。
規制の綱も警備員もなし。お巡りさんが2人3人いるかどうか。

この辺り、まだ15年ほど前までは、元禄御畳奉行に出世前の朝日文左衛門重章が現れそうな佇まいを残していました。

クルマ優先の街づくり、
大曽根の道路拡張と連動し、
40年かけて、車道-大曽根間の、辺り一帯の道路は拡張され、町が細かく分断されました。
一世代かけた区画整理事業、むしろ、今の街が本来だと感じる住民の方が多数になっているのかもしれません。

にもかかわらず、100年以上前からの、筒井町出来町界隈のお祭りのままです。
幸せなことかも知れません。

*岩波文庫「鸚鵡籠中記(上下)」表紙カバーにこのあたりの古地図があります。道筋、町割はほとんど変わっておりません。
「神皇車編」につづく
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by mizuki_2004 | 2008-06-12 20:02