「感度分の16」 もしくは「EV11=ISO200,F4,SS1/125」に関する覚書
フィルムは、3,000円スキャナーで道が開けました。
露出計は手軽なのを探したりしてますが、体感露出ができればこしたことにも
気づきました。
「感度分の16」ルールとは、露出計がないときに勘で露出を図る法則のことです。
くわしくはぐぐる先生に聞いてください。
おなじことは昔からフィルムの箱の中の説明書にありました。いまは箱に印刷してあります。
ASA200のCENTURIAには
露光ガイド 1/250秒
絞り値
快晴の海・山 f/22
快晴 f/16
晴れ f/11
明るい曇り f/8
曇り日陰 f/5.6
要は快晴のシーンを基準として、晴れのシーン、曇り、夕方、日陰は
それぞれ露出が何段違うかを定式化した法則です。
*基本事項
露出(EV値)を一段かえるためには
ISOとシャッタースピードは2倍にしてやります。
絞りは1.44倍してやります。
ISOはそのままでシャッタースピードを2倍に絞りは1,44倍、同時にかえると露出は変わらないことになります。
EV値を基準にして、自分が撮ったシーンを対応させて表にまとめてみました。
smc PENTAX-F 4-5.6/35-80がはいって、exifに絞り値とSSが残るのは便利。
いうなれば、自分専用のセノガイドを作ろうというわけです。
まあ大体よく撮るシーンの好みは固まってきているし。
こうしてみると、自分がよくとるシーンは、
F4:SS1/30の夕景のシーンであるとか、F4:SS1/125のシーンであることが
わかってきました。
もっというと私は、EV値が8から11あたりの光線状況に反応するのかもしれません。
とすると、自分の撮りがちで得意なシーンの露出
「EV11のISO200F4,SS1/125」を基準として、そこから何段露出を上下に変えたらいいか、
と考えた方が覚えやすそう。
EV11からは、上も下もせいぜい4段どまりやし。
自分なりの「感度分の16」ルールというのか、デジカメで人間露出計の練習すれば
結構身につくのかもしれない。
もしくは露出の設定は気にしない。
夕方はF4:SS1/30で、昼間はF4:SS1/125で決めウチ、
露出の1段2段はあとからパソコンレタッチで救済するという方法もありそう。
あとは50mmの枠のファイダーで28mmまで透視できるようになれば、完璧か。
しかしこうやっていろいろな工夫をして遊んでいると、
今ある機材でまだまだ沢山遊べるなー、とも思えてきます。