旧穂高町狐島~白鳥飛来地田
犀川の白鳥たちは昼間、ここでおやつを貰っています。
平成17年頃より冬の間、田に水張りをして、白鳥飛来地田とされているようです。
豊科ICからまっすぐどんどん進んで重柳で曲がって、
高橋節郎美術館を目指します。
正面右手の富士山の形をした有明山が目印。
高橋節郎美術館までいくと行き過ぎなので、適当に曲がって白鳥の姿をさがす。
うーん、飛んでいないなぁ。
あれ、田圃の中になにか白いものがうずくまっている。
お、いたいた。行ってみると道のすぐ脇、水が張られた田圃のなかにいます。
あまりに目の前すぎて拍子抜けします。
タクマー135mm(換算200mm)でもこんなにまで寄れます。
ピントは手前の白鳥にあわせましたが、来てない^^
見物は他にクルマが2台ほど。でも誰も降りてこないです。
11月末なんて信州では寒いウチにはいりませんが、田圃のなかの吹きさらしは
やっぱり寒い。
このあたりの夏の様子は7枚目にあります。
去年の秋は、有明山の向こう、北アルプス燕岳に昇るため、ここの脇の県道を往復しました。
しばしば通る道のすぐ脇で白鳥がおやつを貰えているとは、まったく知りませんでした。
白鳥達はずっとおやつを探して食べるばかりで、何の芸も披露してくれません^^
でもワタシなんぞは白鳥見物は30分が限界。
飛翔姿や、離陸や着水の一瞬を捕らえようとすると、
朝早くから半日も一日も待つことになるのでしょう。
一枚に賭ける思い入れの違いがよくわかりました。
この風景はワタシの日常写真の一環ということで。