P & F completed

カール ツアイス イエナ Carl Zeiss Jena入門の入門


マツバラ 農園 サイトウ
-----------------------------------------------------------
フレクトゴン最短19cmでPancolarに寄りました。

f0160179_10285047.jpg

by Pentax istDS2 + CZJ Flektogon 35mm/F2.4


カールツアイス
(Carl Zeiss)とは、
1846年にイェーナ市(Jena)で創業した光学機器を製造する法人*。
天璋院様ことお篤とナオゴローさん(天保6年 1836年)が満10歳の頃ですね。
ツアイス創業の2年後に1848年マルクス=エンゲルス「共産党宣言」出版されています。


カールツアイスイエナ
(Carl Zeiss Jena)とは、
第二次大戦後、ドイツが東西に分割されたのに伴い、カールツアイスも東と西に
分断されて、創業地の東ドイツ側に存続したツアイスのことです。
Carl Zeiss Jenaの頭文字をとってCZJと略すことがあります。

パンカラー(Pancolar)、フレクトゴン(Flektogon)とはレンズにつけられた商品名、ブランド名。
日本と違って、ドイツモノは焦点距離ごとに愛称がつけられるようです。

滅茶苦茶、平たく言えば、20年以上前に東ドイツ側カールツアイスイエナ社が作った、
すんごく寄れて、すんごくボケて、綺麗な色でよく映る、20mm、35mm、50mm、80mmを中心とした中古のレンズ。
(25mmもあるのか?)
とっても寄れるのでマクロレンズとしても使える。

中古ゆえ、1万ちょっとから手に入り、高くても6万くらい。
それゆえ、描写を賞賛するカメラ通だけでなrく、
貧乏だけどZeissを使いたいという人に愛された?

*istD登場により3年4年ほどまえから何度目かのブーム到来で高騰が続いていたようです。
不況のためか、飽きられたのか、はたまた
ヤフオクプレミアム会員料金の値上げのためか、
この秋、終にバブルが弾けた感がある。





第二次大戦後、東ドイツのツアイスも西ドイツのツアイスも、
一眼レフのカメラとレンズを作って競争します。

一眼レフ50mm標準レンズに
東ドイツはパンカラーPancolarという商品名をつけ、
西ドイツはプラナーPlanarと名づけて対抗します。

35mmなどの広角レンズには
東側は50年代に商品化に先んじて成功、フレクトゴンFlektogonと名づけ売り出します。
西側は遅れること20年、やっと広角を開発しディスタゴンDistagonと名づけて対抗します。

90年東ドイツが西ドイツに吸収され東西ドイツが統一されると
同様に東側ツアイスは西側に吸収され、プラナーとデスタゴンが
生き延びる一方で、パンカラーもフレクトゴンも商品として消滅してしまいました。

しかし40年に渡り生産されつづけたパンカラーとフレクトゴンは
中古市場に出回って、現行品のプラナー、デスタゴンより安く買えるわけです。
特にゼブラタイプのFlektogon20mmF4は今でこそ古めかしい性能に
みえますが、ツァイスの広角として当時は、唯一の独占的地位を
誇っていたのかもしれません。それで玉が今も豊富なのかも。

08年秋の今、パンカラー50mm/1.8なら1.5万円くらいから、フレクトゴン35mm/2.4なら2万円ちょいから、まずまずのものが手に入りそうです。
新品のPlanarや Distagonに比べれば半値以下ですね^^

あとはぐぐる先生や、すでにまとまっている解説をどうぞ。
ってか、私のこの半年、↓の解説やwiki読んだことをまとめているだけですから。

広角35mmレンズのフレクトゴン 
標準50mmレンズのPancolar (パンカラーは英語読み パンコラーはドイツ語読みかな?)
初代Pancolar50mmF2
ツァイスの歴史

現行製品のコシナ カールツアイス
製造元の保証付が欲しい方、ニコンで使い方ははこちらへ。
EOSマウント用が近々でるらしいです。本国ではでてるようです。
5Dユーザなど機能制限なしで安全に使うためには、こちらがよいかも。

ペンタ、キャノン、ソニーミノルタ、オリンパスマウントに古ZEessをつけるために必要なマウントアダプター
これらのアダプターのOEM元、宮本製作所

ワーゲンといえば、ゴルフじゃなくて、カブト虫ビートル。
ミニはモーリス・ミニ以外認めん、という方にはイエナツアイスがぴったりです。

50年代から90年東西ドイツ統一までの40年弱の生産されたレンズです。
当然その間に仕様の変更もあります

 50年代の初期型 皮巻きやアルミ白鏡胴タイプ 
 60年代のゼブラタイプ
 70年代のマルチコートMCタイプ。
        その中でのMC赤文字とMC白文字 字体の大小の違い

どのタイプの写りがいいの悪いのいわれていますが、
国産レンズとの比較においては、どれ買ってもZeissの味は味わえるとおもいます。

どの世代ののビートルやゴルフであっても、カローラとはまったく違うドイツ車を
味わえるのと一緒ではないかと。

私も前はMC赤文字が最高?とのネット情報に踊っておりましたが、
いまは安くて手に入るならなんでもよし。
とりあえず集めて画角をそろえたい、と思っております。

マツバラ 農園 サイトウ
ヤフオク、ebayとともに毎日の巡回チェック先。
フレクトゴンは2年前、フレクトゴンブームの真っ只中、マツバラさんで買いました。

*カールツァイス財団があって、カールツァイス社っていうのはいいのか。
財団傘下に株式会社があるんだから、仕方ないんですね。
ここらへん気になる方はドイツ語わかる人や、ドイツ民法の先生に聞いてください。
う~ん、カールツァイス協会とかカールツァイス会という邦訳にはできなかったのだろうか。

作例検索
flektgon 20mm 検索 フレクトゴン 20mm 検索
flektgon 35mm 検索 フレクトゴン 35mm 検索
Pancolar 50mm 検索 パンカラー 50mm 検索
Pancolar 80mm 検索 パンカラー 80mm 検索
Sonnar 135mm 検索 ゾナー 135mm 検索

Distagon 21mm 検索 ディスタゴン 21mm 検索
Distagon 25mm 検索 ディスタゴン 25mm 検索
Distagon 28mm 検索 ディスタゴン 25mm 検索
Distagon 35mm 検索 ディスタゴン 35mm 検索
Planar 50mm 検索 プラナー 50mm 検索
Planar 85mm 検索 プラナー 85mm 検索



f0160179_13245791.jpg

by Pentax istDS2 + Super Takumar 35mm/F2.0 + 接写リング#1
最短で寄りましたがここが限界でした。ゴンの最短より手前。


f0160179_132596.jpg

by Pentax istDS2 + Super Takumar 35mm/F2.0  + 接写リング#2
接写リング#2の最遠だとゴンの最短を行き過ぎました。
最短40cmのST35でゴンと同じことしようとすると、
接写リングをつけたりはずしたり、組み合わせたり面倒です。
結局、最短40cmのST35と接写リング#1と#2の組み合わせではシームレスに
19cmまで寄れないようです。
ゴンと同じ19Cmのディスタンスをとることができず、
同じ構図になりませんせした。


FA31LimでもFA35でも最短は30cm。ゴンと同じくらい寄れたら、
一本で何でも済ますことができるのに~。
まあそうしたら誰もマクロレンズかわなくなっちゃいますけど。
人民の味方、東独モノの最短距離の短さはやはり便利です。

ゴンとST35、黒の諧調の比較はどうでしょうね。
[PR]
by mizuki_2004 | 2008-12-09 22:05 | 機材