ASAHI OPT. PENTAX SP with Super-Takumar 1.8/55
丸栄中古市、3,000円ジャンク箱が売れ残り処分50%offになっているところから、
旭光学工業製アサヒペンタックスSPレンズ付を拾ってきました。
SMCタクマー55mmが気に入ったので予備用のレンズねらい。
ボディはシャッターも切れるし、プリズムも綺麗です。
ただ電池蓋が欠落してるジャンク品です。
銀塩は難しいし、空シャッターを切る置物でいいや。
まあ、1,500円が適切な値段にも思えますけど。
by istDS2 + SMC Takumar 55/1.8
SP 取扱説明書
家に帰って、なにげにシリアルナンバーを見ると100万番台です。
ひょっとして初期モデルのお宝!?
ボディのシリアルナンバーをちょっと調べてみました。
PENTAX SP
キタムラ版 性能諸元一覧
昭和39年7月(1964年7月)
発売時価格
ボディ30,000円
55mmF1.8付 44,200円
50mmF1.4付 53,500円
つがのさんのHP Sマウントボディの系譜1 2
[1612] SP初期型の謎
■SPボディ シリアルナンバー No.1006988
初期型の特徴があります。
・露出スイッチが小さく、ONにすると小窓が赤くなる
・マウント面に4本のネジ
■ST 55・1.8 シリアルナンバー No.980189
ST 50/1.4 の初期型modelⅠと同じ特徴があります。
・銘板記載順が Super-Takumar→ F値→会社名→シリアルナンバー
・絞り値の記載の書体の違い
SP発売当時の初期セットの可能性はあるようです。
お宝といってせいぜい1万2万のようですけど。
まあ家でも親戚中に聞いて回れば、同じロットがでてくるかもしれません。
このセットは、東京五輪も見ていることでしょう。
使える状態にして、大事にしていこうと思います。
=======================================
10月3日
SPにフィルム装てんしました。
ただいま撮影中!
接点の接触が悪いのか、露出計の動作が安定しません。
電池蓋とアダプターを買えば、直るのかな。
Coming Sooooooon!
=======================================
10月14日
F4.0 1/30秒
by DS2 + CZJ Flektogon 35/2.4
SP用電池蓋とSP用LR41アダプターの新品が、長谷川工作所さんより
届きました。送料、手数料すべて込みで1,000円でした。
同機能の電池蓋は関東カメラサービスさんより発売されていて、
トップカメラにも2,900円で店頭在庫がありました。
もともと1500円のジャンクですから、部品に3000円も出すつもりもないですけど、
40年前のカメラの交換新品部品が店頭ですぐ手に入ること自体、
SPの偉大さがわかりますね。
で、送られた電池蓋とアダプター、100円均一のLR41ボタン電池(1.5V)を
SPに取り付けたところ、露出計は見事、作動!
AE1+NewFD50/1.8の露出計と比べても、ちゃんと精度はでています。
その一方、DS2+ST35/2.0の露出計は2段暗めを表示します。
原因はAE-1やSPは平均測光、DS2は中央部重点平均測光という測光形式の
違いなんでしょうかな。
SPは真っ黒けの写真をさけ全体の雰囲気が明るい写真がとれるように、
DS2は真中の被写体がピンポイントでばっちり決まるような測光のようです。
まあ露出の1段2段の幅は、焼き方やデジタル処理でなんとでもなるのでしょう。
最近はピカサにずいぶん世話になっているし。
=======================================
10月23日
このカメラとレンズ購入後の初ショットです。
開放ちかく。ピントが合ってないのは、ヘタだからです。
絵全体が茶色く暗いのはスキャンのやり方が悪いからです。
サンマの刺身とワイン
by SP + Super Takumar 55/1.8
by SP + Super Takumar 55/1.8
このセット、フィルムを通したのは何年ぶりのことかわかりませんが、
45年前のレンズとボディの組み合わせでも、すぐに現役復帰でした。
この他の作例