魅惑のソビエトSonnar;KMZ(クラスノゴルスク機械工場)Jupiter-8 50mmF2
キリル文字の郵便がロシアから届きました^^
ちゃんと届いてよかったー
天王祭の夜景分はすべてF2絞り開放。SSは1/15でときどき1/8。
どれが1/8かは覚えてないので、ブレてボツになってアップしてないかもしれません。
レンジファインダー機なら35mmは1/8、50mmも1/15まで安心して
シャッター切れそうです。
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KMZ Jupiter-8 50mm/F2
Kodak:T-MAX400(長巻)
現像:Kodak D-76(13本目 22℃ 7分40秒 30秒毎攪拌 標準より1分増し)
停止:水(45秒)
定着:Kodafix Solution(22℃ 7分 30秒毎攪拌)
QW + DW
EPSON GT-F600 1200dpi 16bit
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左 KMZ(クラスノゴルスク機械工場)製 ジュピター8 50mmF2 FED-Leicaマウント
右 CZJ Sonnar 50mmF2 戦後のホンモノ ContaxRFマウント
ホンモノとロシアンコピーゾナーが並びました。
DS2 + Flektogon35mmF2.8
ホンモノゾナーがあるとはいえ、これはContaxRFマウント。
Contax-Kiev以外には使いようがありません。
かつてはKievのマウントを流用したアダプターもあったようですが、もう生産
されてないよう。
ところが最近のデジタルRF機の人気を反映してか、Contax RF - Leica L39 アダプターがKipon製で出ているようです。
このアダプターはネット上でM8M9などにつけている報告もありましたが、
どうも往年の名レンズがライカで使えるだけで有り難いと思えくらいの出来映えみたい。
しかも200ドル以上するし。
うーん、どうしようかなーと迷いながらebay彷徨っているうちに、
格安でジュピター8が落ちてしまいました。送料込みで34.50ドル2,867円ですみました。
安かった-といっても10ドル5ドルのレベルです-のは古くて外観が汚かったからでしょう。
こっちにはむしろ好都合。これのシリアルは050551。
ロシアものはシリアル上2桁が生産年を表しますが、
この原則は初期の頃にはあてはまりません。まさにコイツがそう。
私は55xxxxというのは見たことがありますから、少なくとも1955年以前のレンズかな。
ひょっとするとZeiss技術者の直接指導の元で造られたレンズかも。
そんな期待で落としました~。
さてホンモノと並べると・・・・
たいして状態のよくないSonnarですが、やっぱりホンモノの貫禄は違います。
ジュピターの造りの稚拙さが目立ってしまいました。
でも写りはよさげだし、十分満足です。
あんまりホンモノゾナーとの撮り比べ云々は考えずに、これはこれで使っていきます。
というか、一度しかつかってないKiev+Sonnar50mmこそもっと使ってあげねば。