P & F completed

レンズ分解修理 :ペンタックスタクマーSMC TAKUMAR 50mm/F1.4後期ゴムローレット編

レンズの分解、カビ取り清掃、修理メインテナンスに挑戦してみます。
第一歩、SuperTakumar105mm(中)とSMCTakumar 50mm(右)の銘板を
はずすことができました。
Canonet(左) の銘板はびくともしません。
手前がオープナー代用の椅子脚すべり止めです。
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by Pentax istDS2 + CZJ Flektogon 35mm/F2.4





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タクマー 分解検索

解説リンク
ジャパンホビー タクマー55ミリF1.8編

tsuganoさんSMCタクマー135mmF3.5 SMCタクマー35mmF2 スーパータクマー55mmF1.8

approximateさん Takumar 1.4/50mm 金属ローレット編 
nikkorさん SMC TAKUMAR 1:1.4/50

雌山さん SMC TAKUMAR 1:1.4/50 
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イス脚キャップ 36mm丸 98円 ホームセンター
エラストマーシート 198円  すべり止めのゴムの板 ホームセンター
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今回のツールです。
オープナーの代用
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by Pentax istDS2 + CZJ Flektogon 35mm/F2.4

セロハンテープ
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作業メモにネジ類をセロハンテープでとめてあります。
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ボンドG17
今日は金属同士の接着に使いましたが、モルトや革はりにも使えます。
ベンジンを垂らすと簡単にとけるので、接着のやり直しもできそう。
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作業予定表

・銘板はずし
 ↓
・フィルター枠はずし
 ↓
・ピントリングはずし ← ピントリングと銘板がバラバラになり、撤収中
 ↓
・レンズ前群はずし
 ↓
・後玉群はずし
 ↓
・レンズの掃除
 ↓
・絞りユニットの掃除
 ↓
・組戻し


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■銘板はずし
ちょうど49mm口径のレンズにちょうどすっぽり収まります。
反時計周りで押さえながら、回していると、少しずつ周り始めました。
やった~
とはいえ、いろいろごそごそしたり、ホームセンターに行ったりで、
この銘板はずしに一日かかりました。
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by Pentax istDS2 + FUJINON 55mm/F2.2

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■フィルター枠はずし
銘板をはずしたところです。3本のビスを外してフィルター枠をはずします。
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■レンズ前群はずし
フィルター枠を外したところです。
かなり隙間は狭いです。
この隙間のビス3本をはずすと、レンズ前群がはずれるらしいのですが。
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うまくはずれません。
が~ん、その代わりにピントリングがゆるゆるになりました。

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■ピントリング外し

 ここまで来てしまった。

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戻れるかな?
ちょっと現実逃避でブログを途中アップ!


距離表示プレートの接着位置は、リングのゴム巻きのつなぎ目を目印に
しているのか。
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距離表示プレートがリングからはずれてバラバラに。
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ピントリングの回転止めのビス。
ピントリングの切り欠けがこのビスにあたることで、
回転が止まる仕組みのようです。
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■ピントリング組戻し
とりあえず、一歩後退です。
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なんとか安全地帯まで戻りました。
3本のビスを戻すのに1時間かかってしまった><



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■ピントリングと距離指標を直す
ピントリングは無限遠なのに、距離指標はおかしいです。
無限遠の位置にセロテープで印をつけます。
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さてまた、細かいビス外し。でも2回目ですから、コツもわかりすぐはずせました。

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考えてみると、切り欠けの端が無限遠です。
この端に無限遠マークがくるように指標板をボンドG17で張り付けます。
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きれいにはれました。
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■ヘリコイド位置の調整
金色の輪を回すとむき出しのヘリコイドが回ります。
グリスがついているのがよくわかります。
我が家のタクマー達はネジの精度がいいのか、グリスの質がよいのか、40年前のレンズと思えないほど、
ヘリコイドの調子はいいですね。
Jenaの2本はやや重たいのですが、グリスを塗り替えたら軽くなるのでしょう。
いつか調整したいですね。

ヘリコイドを出し切った=最短距離の状態
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ヘリコイドを引っ込めた状態。
ただし引っ込めすぎると、無限遠を通り過ぎたオーバーインフ状態になります。
での程度ヘリコイドを縮めて組戻すか=無限遠の位置だし、ということなんですね。
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この状態からもう少し繰り出した地点で組戻しました。
「分解前に無限遠位置の印をつけておこう。」という説明は
このことなんでしょう。

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■組戻し
上記の段階でレンズ前群がはずれるはずなのに、はずれません。
この個体は解説と違う構造なのか。

いや、どうもこの個体にはバラした痕跡があります。
ひょっとして、レンズ前群は接着改造されたのか?
絞りユニットへのアクセスがよくわかりませんし、
まあ現状でも困ってないので、とりあえず今回は撤収します。
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ただの分解ごっこでした。
無限遠を出すためのヘリコイドの位置決めの意味が
わかったのが、おおきな収穫です。


銘板はずしの1枚のみフジノン 最短60cm
by Pentax istDS2 + FUJINON 55mm/F2.2

ほかのすべてフレクトゴン F2.4解放~F4まで使用
by Pentax istDS2 + CZJ Flektogon 35mm/F2.4
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by mizuki_2004 | 2009-01-04 23:19 | 機材